世に知られていないことを“レアな価値”に転換。学歴の先入観を捨てて、専門職で大卒新卒採用に成功!

株式会社ノールテック 採用担当 菊谷雅仁さん
「ジョブキタ就活」を活用した株式会社ノールテック様が、新卒採用活動で成功された事例をお伝えします。
高卒人材の採用に難しさを感じる中でのチャレンジでした。
当社では送電鉄塔の建設や送電線の保守・メンテナンスを約30年にわたり手掛けています。電線に付く雪を落としたり、鳥の巣を撤去したり、自然災害で電線が切れてしまった時にはいち早く現場にかけつけて、復旧工事に取り掛かります。電気がなくては社会は成り立ちませんから、電力網を守る私たちの仕事もなくてはならないものです。しかし、この仕事を担う「ラインマン」という技術者は、道内にわずか300人ほど。一般の方にはほとんど知られない職種であり、人材採用が難しくさまざまな方法を試行錯誤していました。
それでも数年前までは高校生を中心になんとか人材を確保できていましたが、近年は少子化に加えて就職を希望する高校生が減少、採用は一層困難に。このままではいけないと考えていたころに提案をいただいたのがジョブキタの新卒採用でした。
自分たちでは気づけなかった「隠れた魅力」に光を当ててくれました。
私たちの仕事は、主に地上で行う管理業務と、実際に鉄塔に上る現場業務に分けられます。当社では、長らく「現場は高卒の新卒、管理は大卒」という考えから採用の棲み分けがありました。「現場を希望する大学生はいないだろう」という先入観もあったと思います。
しかし、ジョブキタ就活から提案があったのは、現場業務の対象に大学生を含めること。聞いた時はやや違和感があったものの、昨今の状況をふまえれば…と納得し、大学生を迎え入れるために給与も見直しました。求人広告の取材はとても丁寧に進めてくれた印象があります。知名度の低さを「レアな仕事」とポジティブに捉え直す表現はプロならでは。内部の人間には見えにくい価値を、外部の視点によって再発見する重要性も気づかせてくれました。
合同企業説明会では、正直に仕事の苦労も伝えたことが奏功しました。
担当者からはそれでも採用できるまで3年はかかるかもしれないと言われ、私たちも覚悟はしていました。ところが、幸運にも数カ月後には学生からのエントリーが。しかも「レアな仕事だから」という理由で、現場業務に興味を持ってくれたのだそう。合同説明会にも参加してくれました。
合同企業説明会では、高所作業や夏の暑い時期・冬の雪が降る中でも外で働く様子や、道なき現場へ移動する苦労、その環境について少しずつ改善を重ねていることなど、現場のリアルについて敢えて包み隠さずお話しました。良い側面だけを伝えて、それに魅力を感じて入社してもらうよりも、長く活躍してもらうことを目指していたからです。正直に伝えたことも奏功したのか、1年目にして採用を実現することができました。
ジョブキタ就活は、サービスの規模も「ちょうど良かった」です。全国展開しているサービスと比べると登録学生は少ないかもしれませんが、すべての学生が道内志望という点で、“濃さ”があります。多くの企業に埋もれる懸念が小さいことも我々にはメリットでした。紙の辞書を引くように、探しものとは別の企業がふと目に入り、応募につながる可能性があることは魅力だと感じました。どれだけAIが発達しても人にしか出来ない仕事はありますし、人を育てるには時間がかかります。一歩を踏み出すのに早すぎることはないと思っています。
株式会社ノールテック
平成10年創業。送電線工事のスペシャリストとして、送電線の張替えや鉄塔の保守・建て替え工事のほか、スキー場のリフト建設・保守工事も手がける。2026年の新卒採用で1名の採用に成功。
Writer
ヒトキタ編集部 庵 彩乃
Profile
札幌・函館・北見エリアの求人営業を経験後、現在は採用お役立ち記事の制作や自社メディア・イベントの販促、企業向けマーケティングを担当。