アルバイト採用率の平均は?35%以上が良好な基準と改善策を解説

「応募は来るのに、なかなか採用まで繋がらない」
「アルバイトの採用率ってどのくらいが普通なの?」
このような悩みをお持ちではありませんか?

アルバイト採用では、応募から採用までに複数の段階があり、各段階での離脱により最終的な採用率が低下してしまうケースが少なくありません。実は、採用率が35%以上なら良好、15%以下なら早急な改善が必要とされています。

この数字は
●活動中の求職者は、平均2.7〜3社程度の内定を持つと言われておりその中から選ばれる確率
●採用コスト(面接官の人件費や外部サービスの利用など)において、3人に内定だして2人辞退があったとしても採用単価的には見合ってくる
という2つの観点から、一般的に基準として用いられています。

この記事では、アルバイト採用率の基準値から、採用率が低くなる原因のパターン別分析、そして具体的な改善策まで、採用担当者が知っておくべき情報を網羅的に解説します。自社の採用プロセスを見直し、採用率を改善するための第一歩として、ぜひ最後までお読みください。

アルバイト採用率とは?計算方法と基本的な考え方

そもそも「採用率」とは何を指すのでしょうか。まずは定義と計算方法を整理しましょう。

採用率の定義と計算方法

アルバイト採用における採用率とは、全応募者のうち、最終的に契約に至った人の割合を指します。計算式は以下の通りです。

採用率=採用者数÷応募者数×100

例えば、1か月の間に10人の応募があり、その中から2人を採用した場合、採用率は20%となります。

混同しやすい指標との違い

採用率を正しく理解するために、関連する指標との違いを整理しておきましょう。

  • 応募率:求人広告の閲覧数に対して、どの程度応募が来たかの割合。

  • 面接参加率:面接を予約した人のうち、実際に当日来場(またはオンライン接続)した人の割合。

  • 歩留まり率:採用プロセスの各工程(応募→面接設定→面接実施→内定)において、次の工程へ進んだ人の割合。

採用率を把握することの重要性

採用率を把握することは、採用コスト(CPA)の最適化に直結します。採用率が低いということは、せっかく広告費をかけて集めた応募者を「捨ててしまっている」状態です。採用率を改善できれば、同じ広告費でもより多くの人員を確保でき、結果として経営効率が高まります。

アルバイト採用率の平均値と業界基準

「自社の数値が良いのか悪いのか」を判断するための基準を提示します。

「35%以上なら良好、15%以下なら改善必要」

一般的に、アルバイト採用において採用率35%以上を維持できていれば、採用プロセスは非常に健全であると言えます。逆に、15%を下回っている場合は、プロセスのどこかに重大な欠陥(連絡の遅れ、条件の乖離など)がある可能性が高く、早急な対策が必要です。

業界や職種による違い

この基準値はあくまで目安であり、業界によって変動します。

  • 飲食・小売業:常に人手不足の傾向があり、採用率は比較的高くなりやすいですが、競合も多いため面接辞退も発生しやすい傾向にあります。

  • 専門職・人気職種:応募者が殺到する場合、厳選採用となるため採用率は10%以下になることもあります。

明確な「全国平均データ」が存在しないのは、企業によって選考のハードルが全く異なるためです。しかし、一般的な店舗スタッフの募集であれば、まずは35%を目指すのが妥当なラインといえるでしょう。

採用率を改善するには地域に強みがある採用媒体の活用を

「応募は来るけれど、自社が求めるターゲットと合わない」
「面接に来てみたら条件が合わず、結局不採用になる」

こうしたミスマッチは、採用媒体の使い分けができていないことが原因かもしれません。

北海道の採用なら「HAJ 株式会社北海道アルバイト情報社」にお任せください。

  • 誌面:幅広い層にアプローチ可能ですが、Webに比べ情報の更新性に差が出ることがあります。

  • Web:地域密着型で、地元で働きたい層にダイレクトに届くため、条件のミスマッチを最小限に抑えられます。

  • Indeed運用:全国規模の求人エンジンを活用し、特定スキルを持つ層へのアプローチも最適化します。

貴社の課題に合わせた最適なプランニングを提案します。ぜひ一度お問い合わせください。

採用のプロに無料で相談してみませんか?

採用率に関連する2つの指標を知ろう

採用率という「結果」を変えるには、その途中経過である2つの指標を分析する必要があります。

1. 応募率の計算と目安

応募率は「求人がどれだけ魅力的に映ったか」を示します。

応募率 = 応募数÷表示回数(PV)✕100

目安は媒体により異なりますが、0.5%〜1%程度が一般的です。これが低い場合は、求人原稿のキャッチコピーや写真、給与条件に魅力がない可能性があります。

2. 面接参加率の計算と目安

応募者が面接に来てくれる割合です。

面接参加率 =面接実施数÷面接予約数✕100

アルバイト採用では、この数値の低下が採用率悪化の主因になることが多いです。一般的には70%〜80%以上を目指したいところですが、対応が遅いと50%を切ることも珍しくありません。

【パターン別】アルバイト採用率が低くなる原因

どこで応募者が離脱しているかによって、原因は3つのパターンに分かれます。

1. 応募から面接設定の間に離脱される場合

  • レスポンスの遅さ:応募から最初の連絡までに24時間以上かかると、応募者は他社に流れます。

  • 情報の不一致:求人票に書いてあることと、電話での説明が食い違っていると不信感を抱かれます。

2. 面接設定から面接実施の間に離脱される場合

  • 日程調整の不備:候補日が少なすぎる、または調整のやり取りが煩雑。

  • 面接前のフォロー不足:場所が分かりにくい、持ち物の指定がないなど、不安を解消できていない。

3. 面接実施から採用の間に離脱される場合

  • 選考基準が高すぎる:アルバイトに求めすぎている。

  • 合否連絡が遅い:面接後、3日以内に連絡がないと、応募者は「落ちた」と思い他社の内定を受けてしまいます。

アルバイト採用率を上げるための効果的な対策

1. 自社の採用率を正確に把握する

まずは過去3か月〜半年の「応募数」「面接数」「採用数」をスプレッドシート等で集計しましょう。

2. どの段階での離脱が多いのか特定する

数値化すると、課題が明確になります。

  • 「面接に来てくれない」なら、予約までのスピードと連絡手段の改善。

  • 「内定を出しても断られる」なら、面接時の魅力付け(アトラクション)不足。

3. 原因ごとに適切な対策を行う(具体例)

  • 面談実施率が低い場合:LINEなどのチャットツールを導入し、心理的ハードルを下げる。前日にリマインド連絡を入れる。

  • 採用成功率が低い場合:面接の最後に「いつまでに連絡するか」を明言し、可能であればその場で内定を出す。

採用プロセス各段階での改善ポイント

1. 応募率を上げるポイント(原稿改善)

  • 「自分事化」させる写真:実際に働いているスタッフの笑顔や、作業風景を載せる。

  • 具体的な仕事内容:「レジ打ち」だけでなく「最初は横について教えるので安心」といった安心感を加える。

2. 面接参加率を上げるポイント(対応改善)

  • 即レスの徹底:自動返信だけでなく、個別の連絡も最短で行う。

  • 柔軟な日程:土日や夜間の面接、WEB面接の導入を検討する。

3. 採用率を上げるポイント(面接改善)

  • 「選ぶ」から「選ばれる」面接へ:尋問のような面接ではなく、自社の魅力を伝える場にする。

  • スピード選考:アルバイトは「早く働きたい」人が多いため、選考期間の短縮が最大の武器になります。

まとめ

アルバイト採用率は、35%以上を目指すべき良好な基準です。もし15%を下回っているなら、以下のステップで改善に取り組みましょう。

  1. 数値を可視化する:どこで人が減っているか特定する。

  2. スピードを上げる:連絡、日程調整、合否判定のすべてを迅速に。

  3. ミスマッチを減らす:地域やターゲットに合った媒体選びをする。

採用率の向上は、現場の負担軽減と採用コスト削減の近道です。一つひとつのプロセスを丁寧に改善し、強い組織づくりを目指しましょう。

北海道でのアルバイト採用なら「アルキタ・シゴトガイド・しゅふきた」

北海道という地域特有の労働市場を理解した採用戦略が必要です。

「応募が来ても定着しない」「ターゲット層からの応募が少ない」とお悩みの方は、ぜひ北海道アルバイト情報社(HAJ)へご相談ください。地域密着型のWeb媒体「アルキタ・シゴトガイド・しゅふきた」から、全国規模の「Indeed」運用まで、貴社に最適なプランニングで採用成功(採用率アップ)をサポートします。

採用のプロに無料で相談してみませんか?

Writer

ヒトキタ編集部 山本 祥子


Profile

コンテンツメディア部にてユーザー向け施策の企画・サイト運営に従事。フリーペーパー編集などを手掛け、現在は広報・販促・営業支援・デザインを行う。