お客様に本気で向き合うために、家庭と両立しながら働ける環境も整える

MP植島さま
税理士法人マッチポイント 代表税理士 植島 悠介さん

「税理士=申告業務」というイメージを変え、経営者に伴走する存在でありたい。そう語るのは、税理士法人マッチポイントの代表税理士・植島悠介さんです。リーマンショック下で多くの企業の苦境を目の当たりにした経験を糧に、北海道企業の成長を支え、その先に地域全体の活性化を生み出すことを目指しています。「圧倒的当事者意識」を掲げ、現場に向き合い続ける姿勢と、組織づくりへの思いに迫りました。

金融危機を機に、税理士のあり方を変えていく

新篠津村の米農家に生まれ、幼い頃から家業を手伝いながら育った植島さん。「長男として家業を継ぐものと考えていましたが、村から江別の高校に通ううち、新たな価値観が芽生えて。都会に出て仕事がしたいと札幌の専門学校に進学しましたが、当時は遊んでいるばかりで、思うように勉強に向き合えない時期もありました」

転機は、学び直しを決意し専門学校時代。朝から晩まで企業の財務や資金の流れを学ぶ中で、税理士という職業に道を見出しました。しかし、税理士事務所に入社当時はリーマンショックの渦中。企業の多くが資金繰りに苦しみ、経営存続そのものが問われる状況でした。「最初に担当したお客様の相談が、自己破産の進め方だったことは衝撃でした。何も手助けができなかった悔しさは、今も残っています」

この経験から、税理士は数字を整えるだけでなく、経営者に寄り添い資金面から経営を支える存在だと確信。2021年に税理士法人「フューチャークリエイト」代表税理士に就任し、2023年には同じ志を持つ法人「マッチポイント」と経営統合。北海道の企業数に対して税理士法人が少なく、充分に支援が行き届かないという業界の課題に向き合い、規模の拡大によって支援の裾野を広げています。

「企業の未来」に寄り添い、共に歩む存在でありたい。

MP植島さま

税理士といえば資格必須のイメージがあるもの。しかし、同法人では税理士資格の有無に関わらずプロ意識を持った社員たちが経営者との積極的な対話に臨んでいます。また書類作成といったバックオフィス業務を明確に分業化し効率的な体制をとっています。その根底にあるのは、「私たちが本来向き合うべきは、数字ではなく経営そのもの」という考え。これまでの現場での経験を通じて、経営者の意思決定に深く関わる時間こそが価値を生むと実感してきた同法人ならではの発想です。

月に一度は社員全員が集まり、全体会議で状況を確認し合います。個々の案件や課題を組織全体で捉えることで、より質の高い支援につなげていく狙いです。掲げているのは「圧倒的当事者意識」。顧客の課題を自分ごととして捉え、それぞれが主体的に考え、行動する組織づくりを進めています。

税理士業界の平均が60代と言われる中でも、同法人の平均年齢は38歳と若く、95人のスタッフのうち約7割が女性。朝5時から夜10時までと幅広い時間帯を選べるフレックス制度や在宅ワークを取り入れ、家庭と両立しながら働ける環境も整えています。こうした取り組みは、単なる働きやすさのためではありません。
「働く人が前向きでいられる環境でなければ、お客様に本気で向き合うことはできない。どんな状況でも諦めずに向き合い続ける。そうした日々の積み重ねが信頼につながり、やがて道内企業の成長、地域の活力へと広がっていくはずです」

BOSS TALK
本インタビューはUHB(北海道文化放送)のトーク番組「BOSS TALK」とのコラボ企画により収録されました。北海道を愛し、北海道の活性化を目指す“BOSS”が北海道の未来と経営について楽しく、真剣に語り合う“TALK”番組。独立するまでの道のり、経営者としての思い、転機となった出会いや目指す未来などを語ります。UHBにて毎週火曜日深夜0時15分〜放送中!

採用のプロに無料で相談してみませんか?

Writer

ヒトキタ編集部 庵 彩乃


Profile

札幌・函館・北見エリアの求人営業を経験後、現在は採用お役立ち記事の制作や自社メディア・イベントの販促、企業向けマーケティングを担当。