若手採用に悩む企業必見!「社風」を事前に伝えて入社後のギャップを削減


株式会社菊地 代表取締役社長 菊地大輝さん

2023年に35歳で株式会社菊地の代表取締役社長に就任した菊地大輝さん。祖父の代から続く会社を受け継ぎながらも、自らは「ボス感を出したくない」と話します。社員数約80人の組織で世代交代が進む中、新卒採用や育成の仕組みづくりにも注力しています。人と人との関わりを大切にする社風の背景には、菊地さん自身の組織づくりへの考え方がありました。

卸売の枠を超えて。美容業界を支える存在へ

1967年創業の株式会社菊地は、ヘアカラー剤やシャンプーなどの美容商材を理美容室へ届ける美容ディーラーです。北海道の理美容室の約半数と取引を行い、近年は教育事業や採用支援、経営サポートなど、事業領域を広げています。
代表取締役社長の菊地大輝さんは、創業者を祖父に持つ三代目で、大学卒業後に美容メーカーへの就職を経て2014年に菊地へ入社。旧来の営業スタイルや美容ディーラーのあり方を変えるべく、教育スタジオの開設や理美容専門学生の道内就職をうながす複合型イベント「THE BEAUTY」の開催など、大胆な改革に取り組んできました。
「以前までの我々の仕事とは商品を届けることでした。しかし今は、経営コンサルタントや広告代行といったサロン経営のサポートなど、時代に合わせた支援をすることで、会社の存在価値を高め、業界に無くてはならない会社を目指しています」

昔ながらの体制に変化を。新卒採用で組織を育てる

菊地様

以前までは社員の多くがベテランの男性であったという同社。危機感を抱いた菊地さんは、新入社員の採用や育成にも尽力してきました。
「父はトップダウン型の経営者でした。もちろん会社を成長させてきた実績があり、尊敬しています。ただ、自分は『ボス感』を出したくなかったんです。一人ひとりの意見を聞きながら進める方が合っていると思っています」
現在、同社には80名ほどが在籍しており、そのうち20代〜30代の若手は20人を超えています。SNSを用いた採用PRをすることで、美容に関心の高い女性の採用にも成功。さらに、5年連続で新卒も採用しています。
採用活動で大切にしているのは、入社後のギャップをなくすことだと話します。
「当社には、飲み会や誕生日会など社員同士が交流する機会が多くあります。そうした文化が合うかどうかも含めて、できるだけ事前に正直に社風を伝えるようにしています。スキルよりも、人との関わりを楽しめる方と一緒に働きたいですね」
また、新卒社員には配属先を問わず、研修の一環として複数の部署を経験させています。
「学生時代は進学や卒業など分かりやすい節目がありますが、社会人になると自分の成長が見えづらくなります。まずはさまざまな仕事を経験しながら、自分の強みを知り、新しいことに挑戦する中で、自分でも気づかなかった適正が見えてくることもある。そうした機会を会社としてつくることで、やりがいを持って働ける会社を目指しています」

BOSS TALK
本インタビューはUHB(北海道文化放送)のトーク番組「BOSS TALK」とのコラボ企画により収録されました。北海道を愛し、北海道の活性化を目指す“BOSS”が北海道の未来と経営について楽しく、真剣に語り合う“TALK”番組。独立するまでの道のり、経営者としての思い、転機となった出会いや目指す未来などを語ります。UHBにて毎週火曜日深夜0時15分〜放送中!

採用のプロに無料で相談してみませんか?

Writer

ヒトキタ編集部 山本 祥子


Profile

コンテンツメディア部にてユーザー向け施策の企画・サイト運営に従事。フリーペーパー編集などを手掛け、現在は広報・販促・営業支援・デザインを行う。