小樽へのIターン採用に成功した、「地域愛」を伝える採用活動

OA橋本さま
株式会社 Otaru arch 代表取締役社長 橋本喜生子 さん

小樽の魅力をサウナや飲食などさまざまな事業を通して発信している株式会社Otaru arch。代表の橋本喜生子さんが組織づくりで大切にしているのは、会社の軸となる「小樽愛」を社員にも浸透させることです。「私がいなくてもスタッフが愛を語れる」というほど、思いを共有できる仲間づくりについて伺いました。

「まずはやってみる」
地域の声を形に新規事業を展開

橋本さんは小樽市出身。新卒の看護師として東京や札幌で4年間勤務した後、2008年に家業である温浴施設「湯の花」の運営に参画しました。人事や企画、売上管理、設備管理など経営全般を経験。父親から受け継いだ「まずはやってみる」という精神を胸に、現場を支え続けてきました。

転機となったのは、2019年に小樽青年会議所へ入会したこと。小樽の魅力や可能性を改めて見つめ直す中で、自分だからこそできる形で地域に貢献したいという思いが強くなっていきました。その頃、温浴施設の常連客から寄せられた「ゆったりと楽しめるサウナ施設を作ってほしい」という一声が、新たな挑戦のきっかけに。2024年に「Otaru arch」を設立し、「SAUNA Otaru arch」をオープン。現在は飲食やスイーツ、アパレルなど多角的な事業を通して、小樽の魅力発信に取り組んでいます。
「歴史や文化、人の魅力を広める架け橋として、新しい価値を生み出していくのが事業の狙いです。訪れる人にも、地元の方にも誇りに思ってもらえる存在を増やしていくことで、地域全体に貢献したいと考えています」

「情熱」こそが人を惹きつける
求職者から選ばれるための採用術

MP植島さま

多岐にわたる事業を展開する同社が、採用面で大切にしているのは募集要項だけでは伝わらない「小樽への思い」を言葉にすることです。
「求人を出す時には待遇だけではなく『私たちがなぜこの仕事をしているのか』『どんな未来を目指しているのか』をしっかりと届けることを意識しています。給与や働く環境などの条件が同じなら、会社の価値観や目指す方向性こそが選ぶポイントになるからです」

現在、同社には約20人のスタッフが在籍。小樽市出身者だけではなく、イベントなどを通じて橋本さんの情熱に触れたことをきっかけに、小樽への移住を決め、一緒に働くようになった仲間もいます。また採用後も長く活躍するため、会社の方向性を共有し続けることを欠かさないといいます。
「定期的な全体会議で会社の考えを伝えることはもちろん、私自身が小樽への情熱を持って行動する。その姿を間近で見てもらうことも大切だと思っています」
その積み重ねにより、現在ではスタッフが自ら会社の考えや事業への思いを語る場面も増えていき、さらなる好循環を生んでいます。
「理想としているのは会社の魅力を経営者だけが発信するのではなく、スタッフ一人ひとりが伝えるような組織です。それが長く活躍できる会社づくりに繋がるのではないでしょうか」

BOSS TALK
本インタビューはUHB(北海道文化放送)のトーク番組「BOSS TALK」とのコラボ企画により収録されました。北海道を愛し、北海道の活性化を目指す“BOSS”が北海道の未来と経営について楽しく、真剣に語り合う“TALK”番組。独立するまでの道のり、経営者としての思い、転機となった出会いや目指す未来などを語ります。UHBにて毎週火曜日深夜0時15分〜放送中!

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Writer

ヒトキタ編集部 イホリ


Profile

札幌・函館・北見エリアの求人営業を経験後、現在は採用お役立ち記事の制作や自社メディア・イベントの販促、企業向けマーケティングを担当。